メルカリShops(ショップス)のメリット・デメリットまとめ

フリマアプリの活用
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主に不用品の販売ができるプラットフォームだったメルカリ。

新たに2021年より、ネットショップを開設できる「メルカリShops(ショップス)」の提供が開始されました。

皆さんはメルカリShops、利用していますか?

私はもちろん、提供開始されてから比較的すぐにショップを開設しました。

この記事では、ハンドメイド作品やパーツの販売を行っている私が、メルカリShopsを利用してみて感じたメリットデメリットをまとめていきます

「これからメルカリShopsを始めようか迷っている」
「メルカリShopsの使い勝手はどうなの?」
「メルカリとどう違うの?」

そんな風にお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

メルカリShopsのメリット

それでは早速、メルカリShopsを使うべきメリットを紹介していきます。

私が考えるメルカリShopsのメリットは以下の5つです。

①在庫管理ができる
②メルカリと同時出品ができる
③無料で利用できる
④値下げ交渉がない
⑤発送後すぐに売上に反映される

それでは順に見ていきましょう!

在庫管理ができる

メルカリShopsでは、1つの商品に対して複数の在庫を登録することができます

メルカリの場合、元々不用品を販売するためのフリマアプリだということもあり、在庫管理ができない仕様でした。

一方、メルカリShopsはショップを運営するためのプラットフォームなので、在庫が複数ある商品を登録することができるんです。

在庫が3つある商品が1つ売れたら、自動で残り在庫が2つになる、という風に簡単に在庫が管理できるのが便利ですね。

また、メルカリShopsでは、同一の商品の色違いなど複数の種類を登録することもできます

メルカリと違って、購入者にわざわざ別ページへ飛んで貰う必要がなくなるのでそこもメリットですね!

メルカリと同時出品ができる

メルカリShopsでは、2022年10月現在、メルカリと同一の商品を販売することができます。

つまり、メルカリで出品している商品をメルカリShopsでも出品することができるので、露出を増やすことができるということですね。

詳しくはこちらの公式ヘルプに記載がありますので気になる方は御覧ください。

無料で利用できる

メルカリShopsは、メルカリと同じく無料で利用することができます

ショップを開設するのに料金はかからないということですね。

ただし、こちらもメルカリと同じく、商品が売れた場合には手数料送料含めた商品全体の価格の10%)がかかりますのでご注意ください。

値下げ交渉がない

メルカリShopsでは、メルカリと違って購入前の値下げ交渉がないというのもメリットです。

そもそもメルカリShopsでは商品購入前のコメントができない仕様なので、出品者が設定した価格でのみ購入できるのです。

値下げ交渉自体も楽しんでいる、という人も中にはいるでしょうが、鬱陶しく感じている出品者がいるのも事実。

そういった人にとっては、値下げ交渉がないというのもメルカリShopsの大きなメリットですね。

発送後すぐに売上に反映される

メルカリShopsでは、商品を発送したらすぐに売上に金額が反映されます

メルカリでは、購入者が商品を受け取り、評価まで終えないと売上に反映されませんでした。

もし購入者が受取評価をしなかったり遅れたりすれば、売上に反映されるのもその分遅くなったりトラブルに発展するリスクがあります。

そういったリスクがないのも、メルカリShopsのメリットと言えるでしょう。

メルカリShopsのデメリット

それでは逆に、メルカリShopsのデメリットを見ていきましょう。

私が実際に使ってみて感じたメルカリShopsのデメリットは以下の7つです。

①閲覧数の伸び悩み
②出金額・振込タイミングに制限がある
③同じ購入者からの複数の注文をまとめることができない
④「いいね」の通知が来ない
⑤運営者情報が開示される
⑥中古品を販売する場合は古物商許可が必要
⑦使い勝手が良くない

それでは順に見ていきましょう!

閲覧数の伸び悩み

メルカリの場合、閲覧数がなかなか伸びない場合は再出品することで対応することもあります。

メルカリShopsの場合も、もしかすると再出品することで閲覧数を伸ばすことができるかもしれませんが、操作性の観点的にメルカリよりも気軽に再出品することができないというのが私の感想です。

特に、1つの商品に対して種類を複数登録しているなどであればなおさら再出品には手間がかかりますから、1日に何商品も再出品するというのはキツイかもしれません。

出金額・振込タイミングに制限がある

メルカリの場合、振込手数料以上の売上があればいつでも出金することができます。
さらに現金以外にメルペイやiDといったキャッシュレスにも対応しているのが強みです。

一方、メルカリShopsの場合、売上金は現金での振込のみかつ販売利益が5,000円に達しない限り入金されない仕組みとなっています。

つまり、自分の好きなタイミングでの出金ができないということですね。

ちなみに販売利益が5,000円に達している場合は、毎月末日に金額が確定→翌月10日(金融機関が休業の場合はその前日)に振込されるかたちとなります。

同じ購入者からの複数の注文をまとめることができない

メルカリでは、同じ購入者が複数の商品を購入する場合に、事前にコメントで依頼が来ることがあります。

その際は主に専用(おまとめ)ページを作って対応する人が多いですよね。

一方メルカリShopsでは事前にコメントをもらう機能自体がない、かつカートに入れるなどの機能もないので複数の商品を同一の購入者が一度に購入することができません

複数の商品を購入したい場合は、それぞれで購入の手続きが必要になりますので購入者からすると不便ですよね。

また、出品者からしても管理面で不便なのでこれはデメリットだと感じました。

「いいね」の通知が来ない

メルカリでは通知をONにしていれば「いいね」の通知が来ますよね。

これをモチベーションにしている人もいるのではないでしょうか?(私もその一人です)

ですが、メルカリShopsでは「いいね」の通知は来ない仕様です。

自分で管理画面を見に行かない限り、「いいね」が付いているかどうかはわかりません。

モチベーション的な意味でも管理的な意味でも不便ですね。

運営者情報が開示される

メルカリShopsでの販売は、他のネットショップでの販売と同じです。

そのため、特定商取引法により運営者情報の記載が必要になります。

メルカリShopsが提供されてしばらくはこの運営者情報は常に見える状態となっており、出品者の個人情報が丸見えの状態でした。

ですが、2022年4月より、個人ショップ限定で運営者情報を非公開にできるようになっています。

とはいえ、運営者情報の開示が求められれば結局は情報が開示されてしまうため、個人情報の流出が気になる方にとってはデメリットとなるでしょう。

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初期費用・年会費は0円最低利用期間は1ヶ月と、個人でネットショップを運営している人が無駄なコストをかけることなく利用できるような仕組みになっているのが特徴。

メルカリShopsを始め、BASEやSTORESなどのネットショップを運営していて運営者情報の記載が必要。でも個人情報はしっかり守りたいという人は検討してみてくださいね。

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中古品を販売する場合は古物商許可が必要

メルカリではあくまで「自分が使った後の不用品を販売する」という個人的な利用目的があって販売することができていました。

そのため、古物商許可は特に必要ない場合が多かったのですが、メルカリShopsではショップを運営することになるため、中古品を販売する場合は古物商許可が必要となります。

例えば、古着やCD、古本といったものですね。

古物商許可は警察署への申請が必要となるため、不用品を販売する場合と違ってかなり手間がかかるのがデメリットです。

使い勝手が良くない

「使い勝手が良くない」というのは、私が実際に使ってみて2022年10月現在でまだ感じていることです。

私は主にPCでメルカリShopsの管理を行っています。

タイトルや説明文の入力を行う際に自動で保存を行ってくれるのですが、例えばタイトルを入力した後にすぐ説明文を入力しようとすると「保存しました」と表示されて一度画面が固まってしまうんですね。

そのせいでスムーズに操作ができないのが個人的に難点だなと感じています。

メルカリShopsが提供されてすぐの頃はもっと酷くて、カテゴリを選択しようとしても選択したいカテゴリが真っ白になって表示されないなどもありました。(今は改善されたようです)

使い勝手に関しては今後のアップデートに期待といったところです。

メルカリShops(ショップス)のメリット・デメリットまとめ

ここまで、メルカリShopsを実際に使ってみた私が、メリット・デメリットをそれぞれまとめてみました。

「これからメルカリShopsを使ってみようか迷っている」
「メルカリShopsの使い勝手はどうなの?」
「メルカリとどう違うの?」

そんな疑問をお持ちの方のお役に立てていれば幸いです。

メルカリShopsとメルカリでは、様々な面で違いがあります

メルカリを使っている人の中には、メルカリShopsにデメリットを多く感じる人もいるかもしれません。

ぜひこの記事を参考に、メルカリShopsを開設するかどうか検討してみてくださいね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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